住宅設計「城端の家」の詳細｜一級建築士事務所　岡本義富建築研究所

写真撮影： 

所在

富山県東砺波郡城端町野口

用途

住宅

構造

木造２階建

規模

９６．０７㎡

施工

中越工業株式会社

竣工

Ｈ．１０．１１

主な仕上

外壁：杉板縦張り一部漆喰塗
屋根：瓦葺替え
内部床：北米パインフローリング / 内部壁・VP塗り一部漆喰
天井：石膏ボード+VP塗一部シナ合板目透かし張り

備考

新しい住まいの設計2000年１０月号掲載（扶桑社）

昨今古い建物の保存の重要性が取り沙汰されていますが、農家のような大きいな建物を、前面改修すると費用もかさみ、現実味が薄れてしまいます。Ｙ邸も、砺波平野の典型的な農家で祖母をはじめとした、４世代７人家族。子供の成長につれ、従来の間取りでは生活しづらくなり、リホームのお話をいただきました。今回は半分くらいの部分改修となりましたが、１０年から２０年周期で行われる改修を通して家全体が活性化していく第一歩となるように計画した。旧家の雰囲気と共存した居間を中心として、家族全員が集まれるＬＤＫを提案。各寝室も居間や吹抜空間から出入りするような間取りとしました。